せいれい乳児院の窓から 第137号

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やはり、この事象は避けては通れないと思っています。

今回の能登半島地震により、被害に遭われ亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。また、復興する地域の未来に明るい兆しが訪れますよう心から願っております。

当院の状況についてですが、こどもも職員も誰ひとり怪我をすることなく、建物も大きな損傷を受けることなく、あの大地震をやり過ごすことができました。当日、私が駆け付けた時には、こども達は職員に守られながら防災頭巾を被って部屋の真ん中に集まっていました。さすがに繰り返される余震に怯えてはいましたが、日頃の避難訓練の成果が出ており、こんなに小さなこども達でも、鳴り響く警報音を聞きながら有事を肌で感じ取り、適切な行動が取れるものだと頼もしくさえ感じました。

今後も職員一同、全力でこども達の命と生活を守っていく所存です。      (院長 常盤秀樹)

せいれい乳児院の窓から(PDF)

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