理念・目標

聖霊乳児院の理念

エリザベス像

ひとりひとりの生命を尊重し、愛の精神に生きる

わたしたちひとりひとりは神からいのちを受け、かけがえのない存在としてこの世に生をいただいた者であると聖書は教えている。このカトリック的人間愛に基づき、親が充分に養育できない乳幼児を、キリスト教の教える愛の心と行動によって養育し、子どもたちが自分と人を大切にし、相互に愛することを実現する。

園の保護者 ハンガリーの聖エリザベット(1207~1231)

ハンガリーの王女として生まれましたが、虚飾を好まず、常に貧しさを求め、不幸のどん底に落ちてもキリストの愛に生きることによって、偉大な犠牲心と隣人愛を発揮できることを示しました。

令和5年度事業計画

事業目標

  • 子どものいのちを守り家庭を支援することは、乳児院に与えられた特別の使命として自覚し、子どもの健やかな成長と安定した家庭生活が営まれるよう支援する。
  • 地域のニーズに目を向け、関係機関と協働し、地域の子育て支援や里親支援などの社会貢献に努める。
  • 家庭的な養育環境のもと、子ども一人ひとりの最善の利益を優先し、安心して生活できるようその成長をきめ細かに見守る。

養育目標

  1. カトリック的人間愛に基づく慈しみのこころをもって、感謝の心、思いやりの心、感じる心を育む。
  2. 子どものこころによりそいながら、子どもとの愛着関係を育んでいく。
  3. 障害のある子ども、発育・発達に課題のある子どもに専門的な配慮ができるように研鑽する。
  4. 自己評価を行うことによって自己覚知を深め、資質向上を図り協力・連携して子どもの養育に努める。
  5. 子どもへの差別や虐待を許さず、不適切なかかわりをしないよう自らを律する。
  6. 危機管理についてよく研鑽し、問題意識を高め、子どものより安全な生活を保障する。
  7. 子どもに関する情報を共有し、個々の子どもにあった対応をする。
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