- カトリック精神に基づき、神からいただいた尊い生命を預かり、家庭に代わってひとりひとりの赤ちゃんを大切にし、その個性を伸ばすように努めています。
- 赤ちゃん一人に対し、保育者一人が受け持つ担当制をとり、1対1の結びつきを大切にしています。
- 赤ちゃんの心身がすこやかに発達するよう願いながら、看護師、保育士、栄養士、調理師などがお世話しています。
- 同一法人内の病院と隣接しており、いつでも診療を受けられます。小児科医(嘱託医)との連絡を密にしながら、赤ちゃんの健康管理に万全を期しています。
施設案内
施設運営の方針
入所相談・費用
乳児院に入るには・・・
近くの民生委員、福祉事務所、児童相談所、市役所、町村役場のいずれかに相談し、入所の申し込みをしてください。児童相談所の調査によって、その赤ちゃんが乳児院に入るかどうかが決まります。
費用は・・・
赤ちゃんの生活を支える費用は、公費と一部寄付などでまかなわれていますが、家庭の収入に応じて決められている基準により、若干の個人負担をお願いする場合もあります。
沿 革
昭和8年、聖霊病院経営責任者であったヴァイルス・ニコデマ修道女は、親の入院の為、やむなく放置されている乳幼児の援護の必要を痛感し、病院敷地内に移築した舎屋(旧四高寮舎)を利用して貧しい家庭の子どもと共に収容し、養育に専念した。
こうして、戦前、戦後の動乱期を迎えることになるが、ますます厳かに愛と献身を絶やさず、児童の平穏な生活を維持する事に全霊を傾けた。
昭和22年、児童福祉法の制定により、その適用を受け、昭和23年児童福祉施設・財団法人聖霊病院付属乳児院となった。
昭和27年、知事の設立許可を受け、社会福祉法人聖霊病院付属乳児院となった。昭和34年石川県立乳児院の焼失により合併し、同年5月、鉄筋コンクリート3階建保育棟竣工。
昭和44年11月社会福祉法人聖霊病院聖霊乳児院に名称変更した。
昭和59年と、平成5年に増改築を重ね、徐々に整備拡充していった。
定員は当初の20名より、40名にまで増えたが、平成17年度には定員改正により35名となった。その後、措置児童数の減少などにより、平成29年度から定員30名としている。また、平成26年度に策定された家庭的養護推進計画は、乳児院改築計画に基づき当初の計画を見直し、小規模ケア化に移行するため平成30年から定員20名とした。
定 員
20名(平成30年度4月 現在)
家庭支援専門相談員
子どもが一日も早く、安定した家庭に戻れるよう支援することが、相談員の務めです。そのために、子どもと保護者の絆を大切にし、保護者の意見を尊重しながら家庭復帰に向け児童相談所とも十分に話し合いながら、家族の再統合をめざしています。
面 会
面会時間
午前9時~11時まで
午後2時~4時まで